投資的思考でものごとを考える。すると未来が見えてくる?

投資的思考でものごとを考える。すると未来が見えてくる?

誰でも、日常生活で投資はいっぱいしています。

北海道まで行くのに、飛行機と新幹線どっちがお得?(前編)

昨年、北海道新幹線が開業して、東京から手軽に函館まで行けるようになりましたね。

北海道ぐらいの距離になってくると、在来線を乗り継いでいくのはなかなか大変なので、一部マニアな人を除いては新幹線飛行機を使うだろうと思います。

この2つってどちらを使うとお得なんでしょうか?

 

交通機関に乗る目的は?

遠くまで行くことを考えると、多くの人は無意識に交通機関を使おうと考えると思います。

ですが、この考えの背後には「時間をお金で買おう」という目的がひそんでいます。

その昔、江戸時代には基本的にみんな徒歩で旅行していました。
でも、どう考えても疲れちゃいますよね。
時間もべらぼうにかかりますし。

 

そこで、駕籠(かご)に始まり、馬車、汽車、電車、自動車などより速く、楽に移動できるものを人間は発明してきました。

つまり、お金を払うことで、移動時間を短縮し、体力の消耗を防ぎ、より有意義な時間の使い方をしようというのが交通機関を使う目的になってるわけです。

すなわち、交通機関を使うという「投資」の「利益(リターン)」は「時間の節約度」なのです。

それに、我々サラリーマンは学生のころと違って、ある程度タイトなスケジュールのこともありますし、安く、かつ速く移動できるに越したことはないですよね。

というわけで今回は「時間の節約度」で、新幹線と飛行機どちらが得かを考えてみたいと思いますよ!

 

「時間」はお金ではない

ところがここで困った問題が起こります。
それは「時間」が「お金」ではないということです。

利回りを計算する場合は、リターンも何らかの形で「お金」に換算する必要があります。

色々な考え方がありそうですが、私は「全国平均の時給(最低賃金)」で換算することが多いです。

2016年度の全国平均の最低賃金は823円でしたので、1時間の価値は823円であると仮定しましょう。

まさに「時は金なり」ですね。

とりあえず比較対象として、徒歩で向かった場合と比較してどちらがお得かを考えようと思います。
徒歩で東京から北海道って、もはやテレビ企画でも最近やらないですよね(苦笑)

ちょっと長くなったので、実際どっちがお得なのかは、次回調べてみます!