投資的思考でものごとを考える。すると未来が見えてくる?

投資的思考でものごとを考える。すると未来が見えてくる?

誰でも、日常生活で投資はいっぱいしています。

定期券は高い利回り。日常にあふれている「投資」。

前回は定期券を買うことは実は投資なんだというお話をしました。

「投資」とは、「利回り」がより大きいものを選んで自分が支出した額以上の利益を得ること、を目指すことです。

簡単に言えば、より「お得」に「賢く」支出をすること、とも言えます。

これを身近で最も体験できるのが、定期券の購入なのです。

というわけで、今回は前回に引き続き、「定期券」の購入を例に「利回り」と「投資的思考」をご説明していきます!

 

利回りの計算方法

利回りの計算方法は意外に簡単です。

利益額÷投資額

これだけです。

定期券の例で考えてみましょう。

例えば、千葉駅から東京駅に通勤している人が6か月の定期券を買ったとします。
すると、定期代は91,510円です。

普通にきっぷを買って、週5回の往復を6か月繰り返すと(1月4週と計算)、152,880円になります。

ということは、91,510円で152、880円分の電車に乗れるということです。つまり、61,370円分得をした(利益が出た)ということになります。

投資額はもちろん定期代なので、先ほど書いた式にあてはめると……

61,370÷91,510=0.67…

これを100倍すれば%になりますので、利回りは約67%になります。

一般に金融商品は利回り5%が目安とされ、それ以上の利回りにはハイリスクがともなうとされますが、定期券にリスクはほぼ無いにもかかわらず、67%という超高い利回りがつきます。

さらに、実際は通勤以外でも区間内であれば定期券が機能して、その分の運賃が浮きますので、もっと利回りがよくなります。

やはり定期券は「買い」なのです。

 

日常には「投資」があふれています!

こんな感じで日常生活にはたくさんの「投資案件」があふれています。

ということは、「投資的思考」を身につけることで、もっと効率のいい、無駄のないお金の使い方ができるようになります。

株や不動産で一種のギャンブルを打つよりも、こういう考え方を身につけて、お金が集まる人間になったほうが私はいいんじゃないかなと思います。

今後もこんな感じで、色々なことを「投資的思考」、「利回り」から考えていきますよ!

参考になればうれしいです!